【初心者向け】今更聞き辛い。個体値って何??
個体値。個性値。特徴。色々な言い方が有りますが、ここではとりあえず【個体値】と呼びます。
最初に断りを入れさせて頂きますが、ここから先は知ればFEHをより楽しむ事が出来る一方で、
知ってしまう事で、これまでの様な楽しみ方が出来なくなる可能性を含んでいます。ご注意下さい。
まず基本ですが、同キャラクターのレベル40時のステータスは基本的に共通で、『レベル上昇時のステータスアップ量がランダムで、強いマルスや弱いマルスが出来る』と言うことは『ありません』。マルスのレベル40のステータスは「基本的に」同じになります。
基本的に。という事はどう言うことなの?🤔と言うと、ここで先程言った「個体値」の話になります。
例えば、丁度いい例で居た嫁ニニアンで見てみましょう。
2枚目のニニアンは、1.3枚目と比べて守備が4と高いですね。
一方で、3枚目のニニアンは1.2枚目と比べてHPが低いです。
このように同キャラクターでも、ステータスの中で何かが多くて、何かが少ない。という、これを「個体値」と呼んでいます。
ちなみに1枚目のニニアンは基準値。2枚目のニニアンは守備↑攻撃↓。3枚目のニニアンは魔防↑HP↓。という個体になります。
察しの良い方は気付いたかも知れませんが、個体値のルールはキャラクターに「基準値」があり、「上がっているステータス」と「下がっているステータス」が1つずつ存在しています。
これによって、基準値より攻撃力が高いけど魔防が低い個体のマルス。や、基準値より守備が高いけど、HPが少ない個体のマルス。と言ったステータスの違った同キャラクターができるわけです。
この差は、LV1の段階では1ポイントしかありませんが、LV40になると3〜4ポイントの差にもなります。
えっ?たったそれっぽっち?と思うかもしれませんが、この差の大きさが一番わかりやすい例として、FEHのルールでは、速さに5ポイントの差があると追撃が発生する。と言うものがある為、速さ上昇のキャラと速さ下降のキャラで6ポイントの差が出来るので、この段階で同キャラクター同士でも追撃が発生する事になってしまいます。
□個体値ってそんなに大切なの?
基本的には「同キャラクターの2体目が当たった時(ダブった時)に、手に入った2体目と持ってる1体目。どっちが優れているか」と思う程度に留めておく事をお勧めします。
追求するのは沼です。底なしです。お金がいくらあっても足りないです。心折れてしんどくなります。
個体が重要な理由は、キャラクターのステータスやスキルの構成によっては、上昇個体の相乗効果が生まれたり、下降個体のデメリットがほぼ無くなったりする事です。
例えば、ラインハルトと言うキャラクターであれば、
マスターソードという専用武器の効果「攻撃が2回攻撃になる」と言うものがあります。
攻撃が上昇の個体のラインハルトであれば、(攻撃+上昇)×2と、上昇個体の恩恵を多く得ることが出来ます。逆に攻撃下降ラインハルトは……_(:3 」∠)_
また、エルフィと言うキャラクターであれば、
守備隊形3という、自分と相手の追撃が発生しなくなるスキルを持っています。その為、速さが下降であってもデメリットはほぼありません(とはいえ、元々速さの低いエルフィの速さが苦手になった所で追撃を受ける事は変わりませんし_(:3 」∠)_
逆に言えば、速さが得意なエルフィであっても、あまりその恩恵は得ることができません。
このように、ステータス値によってスキルを活かせる場合が多いですし、基本的にこのゲームは「苦手な事は切り捨ててそれが得意な他のキャラに任せて、得意な事を伸ばして行った方が強い」という感じなので、そのキャラクターの強みが伸びる個体を育て上げる事で、より強く使いやすくなりますし、理想形を作り出して行くことができます。
□個体値ってどうやって調べるの?
「基準値があって、上昇個体と下降個体がある」というルールは変わらない為、ステータスの違う同キャラ3体ほど並べて比較すれば、個体値を割り出せますが、
別にそんな面倒なことをしなくとも、「FEH 個体値チェック」で検索すれば、攻略サイトのかなり優秀な個体値チェッカーが出てきますよ。ありがたや。
ただ、注意点としてはレベル1かレベル40じゃないと判別しにくい点と、スキル継承などによってステータス値が違う場合、キャラクターのスキル仕様に合わせて計算し直す必要がある。と言うところですね。
□さいごに
先にも書きましたが、個体値は重要な要素ではありますが、そこにこだわり過ぎると、心が折れて純粋にFEHを楽しめなくなります_(:3 」∠)_つらい
なので基本的にはあまり気にせず、ホントにダブった時にふと思い出して見比べるという程度で思っていた方が良いと思いますよ。